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中学校 球技大会

様々な色の落ち葉が舞い落ち、秋も深まる11月。中学校の球技大会が開催されました。アリーナにて昨年同様、学年別でクラス対抗のドッジボールで親睦を深めました。

生徒会が大会の運営・試合の審判・感染対策を主導し、大会がスムーズに進行できるよう、トランシーバーで連絡を取りあい、アリーナに2コートを設置し、同時進行で試合を行いました。

また、試合出場メンバー表、対戦結果はプロジェクターで発表され、生徒達がわかるように工夫されていました。
生徒会厳選の音楽もアリーナに響き渡り、生徒達を活気づけ、楽しい雰囲気の中にも、試合前には消毒、水分補給はアリーナ外のコーナーで行う等の感染対策が行われていました。

《1年生》

1年生は初めての球技大会です。試合の列に並ぶと手の消毒をもう一度しっかりしてから試合が始まりました。

先に男子からスタートです。
ボールが普段の体育で使うものより一回り大きく柔らかいので、投げづらそうでした。それでも女子の応援をうけながら、楽しんでいる様子が見られました。まだまだ他学年に比べると大人しく、遠慮がちに他の子にボールを渡したりする場面もありました。

続いて女子の試合です。
円陣を組んで気合いを入れているクラスもありました。投げる人を決めて、どんどんボールを渡して投げる作戦を立てたようです。いつもと違うボールでコントロールが難しく、なかなか当てられない感じもしましたが、それでもコツを掴んで、どんどん当てて外野に人が増えていっていました。男子も周りでしっかり応援していました。

男子の優勝は4組、女子の優勝は1組でした。
まだまだ大きな声援を送る事はできなかったのですが、更にクラスの仲が深まった球技大会になりました。

《2年生》

アリーナへ入室の様子から、生徒同士の関わりが深くなっている事が感じられました。緊張した様子はなく、マスク越しでもこれから始まる試合を楽しみにしている表情が分かりました。会場のアナウンスに従う様子も、頼もしく感じられました。

男子から試合がスタート。
「がんばって!」と同じクラスの女子の声に軽く手をあげる姿がありました。投げるボールの速度が去年より速くなり、ボールを受け止める音は、力強いものでした。クラスで連携し、パスを回し相手チームの動きを止める作戦やノールックパスもありました。

次は女子の試合がスタート!
男子の力強い試合雰囲気が女子生徒にも伝わり、男子の『がんばれよ!!』の応援を背にコートに整列しました。 試合前にクラスで円陣を組む姿が多く見られ、試合中は、生徒同士連携しドッチボールが得意な生徒にボールを集める姿もありました。

男子の優勝は3組、女子の優勝は4組でした。
男女共に、力強さを感じる事ができました。来年、どんな成長がみられるかとても楽しみです。

《3年生》

ます、男子の試合。
とにかく大迫力の一言です!!スピード感、ボールの飛距離、勢いがすごく、真剣に勝負に取り組む姿に圧倒されました。円陣を組んで気合を入れたり、司令塔がいて細やかに配置や順番に指示を出したり、集まって戦略を相談したりとそれぞれのチームのやり方で「勝ち」に挑んでいました。

そして、女子の試合。
勢いあるボールが行き交います。積極的にボールを受けたり、コントロールの良いボールさばきでテンポよく試合が進みました。興奮冷めやらない男子からの力強い応援も響きます。
先生方も指示を出したり、写真を撮ってくださったり、生徒主体の中にもしっかりとサポートし盛り上げてくださっていました。

男子の優勝は3組、女子の優勝は1組でした。
アリーナが活気に満ち溢れ、本当に盛り上がった球技大会でした。クラス一丸となってイベントに取り組んだ絆や想いは、中学卒業前のとてもよい思い出の1ページになったと思います。

マスク生活が続きますが、マスク越しでも明るい笑顔が溢れた球技大会となりました。各学年、親睦を深めることができた素敵な一日となりました。

コロナ禍の中、感染対策を十分にし、球技大会を開催してくださった先生方、生徒会の皆さんありがとうございました。