今年も、中学校・高等学校の生徒の皆さんが、部活動において、様々な場所で日頃の成果を発表してきました。今回は、今年度最後の大会に出場したバトントワリング部の大会の様子をご紹介いたします。
第10回全国高等学校ダンスドリル冬季大会(高校生)
今年度も全国大会を目指していた高校生ですが、関東大会と修学旅行の日程が重なり、残念ながら辞退をすることになりました。しかし、県大会から関東大会のように上へステップアップ出来る大会に挑戦したいという思いから、部員達がダンスドリルの大会に出場したいと先生に申し出たそうです。日出祭での公演に向けた練習をしながら、そして、3分半の演技を2分半の構成に変更しなければならないという厳しい状況にも拘わらず、11月の駒沢オリンピック公園体育館で行われた関東ダンスドリル秋季競技大会において、メジャーレット部門第1位を獲得し、全国大会の切符を手に入れました。
1月19日土曜日、武蔵野の森総合スポーツプラザで行われた大会当日。会場に到着すると、何度も最後の調整を行っている高校生の姿がありました。会場の外でウォーミングアップすることができ、「ウォーミングアップから、笑顔だよ!!」と、顧問の佐々木先生の気合の入った声が響いていました。
そして、演技本番。念入りなウォーミングアップのおかげでしょうか、伸び伸びとしたダイナミックな踊りで、最高の笑顔の演技でした。技が決まる度に大歓声が上がりました。踊っている部員達もその歓声の大きさに驚いたと、演技後に話していました。結果は、メジャーレット部門第2位という成績を収めました。
第32回関東バトントワーリングチームコンテスト(中学生)
今年は、昨年よりも倍に部員が増えた中学生チーム。しかし、新入部員のほとんどがバトン未経験者です。中学生の演技は、チームで大会に出場する度に、技の難易度、回数を増やしていくので、毎回違う演技が見られるという楽しみがあります。
今回の大会では、「Jazz Baby」から、「みんなネコになりたいのさ」という曲に変更になりました。曲の雰囲気が違い、今までの可愛らしい子猫ちゃんではく、大人っぽい猫を表現します。同じ振り付けで雰囲気が違う曲を踊ります。冬休みや入試休みが入り、短期間の練習で大会に臨むことに加えて、大会4日前にインフルエンザで出場出来ない部員が出た為、9人体制の構成に変更することになりました。
そして、1月26日(土)に横浜文化体育館で行われた大会当日。部員9人が元気に集合しました。この大会は、ジュニア・中学生・高校生、それぞれが入門・初級・中級・上級と、部門ごとに審査される大会です。中学生は、今年も初級部門にエントリーしました。入門と初級部門では、演技直後に3名の審査員が、金・銀・銅のうちわを出します。どのチームも、まずは、うちわオール金を目指して演技します。
日出学園は中学生初級部門のトップバッターでした。急遽作り上げた演技構成にも拘わらず、誰一人移動のポジションを間違えることなく、今年度一番の演技を見せてくれました。
結果は、「(金)・(金)・(金)」の3つのうちわが上がりました。僅差で昨年に続き、金賞・パフォーマンス賞(初級部門総合1位)を頂くことが出来ました。更に今年は、写真屋さんが選ぶフォトライフ賞も頂きました。
バトントワリングの部員の皆さん、見事な演技でした。おめでとうございます!!!
お疲れ様でした。来年度も、頑張って下さい。
取材にご協力頂いた、顧問の楠橋先生、佐々木先生、部員の皆さん、有難うございました。