9月21日(土曜日)、ひので会文化厚生部主催のひので会講演会が開催されました。
今年度は2名の学園教諭による講演でした。
身近な先生のため小学校5年生以上の児童から参加できたので、子どもたちが真剣にお話を聞いている姿が見られました。
第1部は小学校教諭の北村小百合先生です。
先生はこの講演が決まっていたため、夏休みをゆっくり過ごせなかったそうです。
雪国育ちの先生は冬は1時間かけて歩いて登校していた小学校の頃のお話から、女子の縦社会の人間関係を学んだり、県の代表になり自己肯定感があがったりバレーボールを通じて学んだ学生時代、海外の日本人学校で働いたことなど、今までの体験経験をたくさん話してくださいました。
その中で、あらゆる経験は無駄なものはなく全てどこかで役に立つものである。今、やるべきことをきちんとやることでたくさんのことを学んで将来のためになる、とおっしゃっていました。
会場で聞いていた児童たちの心にも響いたことでしょう。
第2部は中高教諭の大山雄一郎先生です。
野球部の顧問をされている先生の講演にはたくさんの中高生の姿が見られました。ただ、野球部部員はしっかりと練習するように!とこの講演は聞けなかったようです。
子どもの代わりに親御さんがしっかりと聞いて伝わったことと思います。
先生が大会や試合で対戦したすごい!と思う生徒から話を聞くと、皆同じような話をするそうです。
仲間友人のため、家族のために今できることをとことんやる!と。
そうすると、見えない力がんばる力が湧き上がってくるのでしょう。
野球部の生徒たちの「先生、僕たちは勝ちたいんです!」には、課題を見いだし克服するために一歩踏み出すことが大事。とことん追求することで自信が確信になる。これがチームとしての本当の姿だとおっしゃっていました。
部員の皆さんには勝利を目指してがんばって欲しいです。
たくさん笑いが起こる楽しいお話でした。
おふたりの先生のお話は内容は違うことですが、伝えたいことは一緒で、「今、目の前のやるべきことをとことんやることが大事!」全ての児童生徒に聞いてもらいたい素晴らしいお話でした。
先生方ありがとうございました。
この講演会を開催していただいた、ひので会文化厚生部の皆さまありがとうございました。