10月4日(日)に、日出祭が開催されました。今年は新型コロナウイルスの影響により、例年と異なり、1日のみ園児と家族のみに公開で行う日出祭となりましたが、園内のホールでは、元気いっぱい、色とりどりで個性豊かな園児達の作品が展示されていました。
【 年少 】
年少さんは、初めての日出祭です。一生懸命丸めたり、色紙を裂いたり、ちぎったりと、様々な経験をして作った自分達の作品をお父さんやお母さん、お家の方々に見てもらえることを楽しみにしていました。年少さんらしい、大胆で伸び伸びとした作品となりました。
《たのしいお月見》
年少さんの展示テーマは「たのしいお月見」。
さくら組のたぬきやまには、秋の実りの栗やきのこ、そしてお月見団子も供えてあり、ぽんぽこタヌキやキツネが嬉しそうに顔を出し、今にも踊りだしそうです。それをまあるい大きなお月様が見守っています。一つ一つの作品を園児達が自分達で色使いを考えながら、楽しんで作ったそうです。園児達の手形で作られた紅葉の木々も、とても可愛らしかったです。
【 年中 】
年中さんの展示テーマは「でんしゃにのって」。
4つの駅で構成されていました。自分に見立てたお人形が電車に乗ったり、駅で電車を待っていたりしました。お人形の名前も、自分でつけました。
《でんしゃにのって》
コスモス畑の駅では、丁寧に花紙を開いたお花がきれいに咲いています。海の駅では、海に住む生き物をペープサートで作ってありました。妖怪の駅では、個性的な妖怪が、絵の具で上手に描けています。最後にアイスクリーム屋さんの駅です。こちらでは、大きなダブルサイズのアイスクリーム!どれも美味しそうです。
それぞれとってもカラフルな駅で、楽しい気持ちになりました。
【 年長 】
《案内図》
入口には、年長さんお手製の可愛らしい案内図がありました。
《ぼく・わたしの絵》
続く廊下には、お友達と協力して描いた等身大の自分の絵が飾られていました。思い思いのポーズを型取った、今にも動き出しそうな躍動感溢れる作品です。
年長さんのホールでの展示作品テーマは「ひのでパークの秋祭り」。
今年は、残念ながら毎年恒例の「山の幼稚園」が中止となり、代わりに行われた夜の幼稚園「ひのでパーク」での楽しい思い出を作品にしました。その中で大人気だったお買い物ごっこ、お祭りごっこをテーマにした展示です。
《たからひき》
園児達それぞれが考えた「たからもの」は、ダイヤモンドに優勝カップ、金メダル、食べるとパワー全開になるチョコレート…。みんなで力を合わせて組み立てた宝引きの装置など、年長さんらしい細やかな工夫が目を引きました。
《はっぴ屋》
お祭りには欠かせない色とりどりの可愛らしいはっぴ。園児達のアイデアから生まれた和太鼓や鉢巻を巻いたお人形さんで見せ方が工夫されていて、さすが年長さん!と感心しました。
《おもちゃ屋》
どんなおもちゃが欲しいか、園児達が一生懸命考えて作りました。構造から考えて作られた大きなロボットは、見応え満点でした。
《まとあて》
腕時計やハートのネックレス、指輪など、可愛らしい景品がたくさん揃えられていて、見ているだけでワクワクするお店でした。
《迷路》
ホールの中央には、みんなが大好きな巨大迷路。年長さん全員で設計図を描いて、細かいパーツにもこだわった力作です。
「ここは、ぼくが作ったんだよ!」と自分が作った作品の中で、楽しそうに遊ぶ園児達の姿は、どこか得意げで生き生きとしていました。
《夜のお祭り ブラックライト》
毎年大人気なのが、ステージ上のブラックライト展示です。暗幕の中は、夜空に浮かぶ提灯や鳥居などが、幻想的な世界を作っていました。
今年は、例年と違い、様々な制限がある園生活が続く中で迎えた日出祭でした。そんな中でも、園児一人一人が友達と力を合わせて作り上げた作品を通じて、生き生きとした園児達の姿を感じることが出来ました。
お忙しい中、ご指導頂いた先生方、園児達に素敵な経験をさせて頂き、本当にありがとうございました。