ホーム » 子供たちの活動 » 幼稚園 » 幼稚園 年長担任の先生方にインタビュー

幼稚園 年長担任の先生方にインタビュー

今年度、日出学園幼稚園で年長の担任をしてくださっている2人の先生方にインタビューをさせていただきました。
この日は朝から気温が高く、子ども達のために登園前からお仕事をされている先生方は汗びっしょりでお顔も真っ赤。朝から全力で子ども達に向き合う澤居先生と中川先生のインタビューです。



年長ばら組担任・澤居未来先生】


Q.先生のご略歴について教えてください。
大学卒業後、松戸市内の私立幼稚園に4年勤め退職しました。その後、洋菓子店で働きましたが、やはり”先生”という仕事が好きで戻りたいなと思いました。日出学園幼稚園で”先生”を続けることになり、現在に至ります。

Q.幼稚園の教諭を目指した理由、きっかけをお聞かせ下さい。
幼稚園児の時からの将来の夢が「幼稚園の先生」でした。私には妹がいて、小さい子のお世話が好きで、ピアノも習っていた事から、将来の夢は幼稚園の先生でした。それからずっと想いは変わらず今があります。

Q.保育する上でのモットー、心がけていることを教えてください。
子ども達と一緒に、自分自身も全力で楽しむ事です。子ども達が毎日楽しく園生活を送ってくれたら嬉しいので、先生という立場ですが、子ども達と一緒に全力で取り組みたいと思っています。

Q.お仕事の中で、やりがいや喜びを感じるのはどのような時でしょうか?
子ども達の笑顔や頑張り、成長を近くで感じられる事です。大きな行事の前などは大変だな…と思う事も沢山ありますが、子ども達の大きな成長と喜ぶ顔を見ると、また頑張ろうと思えます。また、保護者の皆様からあたたかい言葉をいただいた時は、頑張りを認めていただけたなと喜びを強く感じます。

Q.今年度、年長の担任という立場から、子ども達に伝えたいと考えていることを教えてください。
いろいろな事に挑戦しよう!という気持ちを持って欲しいなと思います。これから先、様々な事を経験していく子ども達ですので、日々の園生活や行事等を通して、伝えていきたいと考えています。また、大人ではなく子どもだからこそ持っている、素直で優しい気持ちは持ち続けて欲しいなと思っています。

Q.毎日、ワークタイムがあると思いますが、具体的にどのようなことを行っていますか。また、ワークタイムを行い子ども達の良かった変化を教えて下さい。
数字や図形など、様々な課題を毎日少しずつ行っています。1学期は、姿勢や鉛筆の持ち方、きちんと話を聞くという事を身に付けると共に、勉強する事が楽しい!と思えるように取り組んでいます。ワークタイムのおかげで、小学校進学を楽しみにしている子が沢山いるので、少しずつ意識が小学校へ向いているところが良い変化なのかなと感じています。 Q.幼少期は、どのようなお子さんでしたか?
歌ったり踊ったりする事が好きで、窓を開けて見えないお客さんに向けて自作の歌を歌ってライブをしているような子でした。車でお出かけする時も、ずっと歌っているか、おしゃべりしているかで、静かなのは食べている時と寝ている時くらいだったそうです。

Q.お休みの日の過ごし方や趣味についてお聞かせ下さい。
ラーメンが好きなので、お気に入りのラーメンを食べにいく事が多いです。罪悪感との戦いもありますが…。
また、予定のない日には、家でお菓子作りをする事が多いです。最近は、少し早起きをして、ベーグルを作って焼きたてを食べることにハマっています。

取材にお伺いした日も澤居先生は大人気で「先生これ見て見て〜!こんなの出来たんだよ〜!」と子ども達が次から次へ駆け寄ってきて大忙しでした。子ども達一人一人に寄り添い、日々対応してくださる姿は親として頭が下がる思いです。

年長ふじ組担任・中川多恵先生】

Q.先生のご略歴について教えてください。
大学卒業後、船橋市内の私立幼稚園で10年間勤務しました。一通り全学年(未就園児クラス含む)経験できたことは、今では強みになっていると思います。

Q.幼稚園の教諭を目指した理由、きっかけをお聞かせ下さい。
中学校の時の職業体験がきっかけです。弟の通っていた園での職業体験で、弟が卒業してから数年経っていたのにもかかわらず、弟のことを覚えてくださっていました。それをとても素敵だと思ったことがきっかけで幼稚園の先生というものに興味を持ちました。

Q.保育する上でのモットー、心がけていることを教えてください。
子ども達と全力で遊ぶこと、また楽しいことや悔しいこと等、クラス皆で共有し、クラスでの一体感を作っていくことです。子ども達の気持ちに寄り添うことも大切だと思っています。

Q.お仕事の中で、やりがいや喜びを感じるのはどのような時でしょうか?
子どもたちのやってみたい、頑張りたいという気持ちを受けとめ援助し、楽しそうに嬉しそうに取り組んだり、できなかったことができるようになったと子どもの自信につながった時です。

Q.今年度、年長の担任という立場から、子ども達に伝えたいと考えていることを教えてください。
友だちや小さい子を思いやる気持ちを伝えたいと思っています。また、苦手なこと、初めてのことにもチャレンジしてみようという気持ちを持ってもらいたいです。

Q.幼少期は、どのようなお子さんでしたか?
自由奔放で、男の子たちと一緒に戦いごっこや鬼ごっこ等して遊ぶ活発なタイプでした。

Q.お休みの日の過ごし方や趣味についてお聞かせ下さい。
コンビニの新商品を探すことです。また、本屋さんで新作絵本をチェックしたりも好きです。

この日はコツコツ作っていた大きな手作りプールが完成しました!

子ども達と一緒になって、泥んこ遊びをするのはかなり体力が必要そうですが、「全然大丈夫です!逆に、子ども達の泥んこになった洋服を洗うのは大変じゃないですか?」と心配して下さいました。
子ども達だけでなく、保護者に対しての細やかな配慮に気持ちが和みました。

~・~・~・~・~・~・~

先生方のおかげで日常ではなかなか体験できない貴重な経験をさせていただいていると実感し、改めて感謝の気持ちでいっぱいになりました。また、先生方の周りには自然といつも子ども達がいて、日頃から愛情深く保育をされていることを感じることができました。

澤居先生、中川先生、お忙しい中取材にご協力いただきありがとうございました。