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幼稚園 わくドキ授業「理科」

「わくドキプロジェクト」は、体験型保育で時代に合わせた活動を取り入れ、子どもたちの好奇心と挑戦する意欲、国際人としての資質を育むことを目的としたプロジェクトです。この日、子供たちは小学校の理科室へ行って「理科」の授業を体験させていただきました。実際の小学校の教室で45分間の授業を行うことにより、小学生になることへの期待が膨らみますね。
今回、子供たちが学ぶテーマは「電気」です。電気はどのようにして作られているのだろう?と考えるところから始めました。「身近な方法でも電気を発生させることが出来るんだよ」と先生が話すと、どうやって作るの〜?と子供たちは興味津々です。一番初めの実験はスズランテープをキッチンペーパーで沢山擦り、電気を発生させたら洋服にくっ付くかを試すことにしました。子供たちは一生懸命擦って、無事に洋服にくっ付けることが出来ました。初めて見る光景に目をキラキラさせて何度も擦って実験している子供たちが沢山いました。ニ番目の実験は、先生から電気を発生させたスズランテープは紙コップ、ペン、ボール、モールにくっ付くでしょうかと子供たちへ質問がありました。
ボールはくっ付くと思った子が多かったようですね。なんと正解は…全部くっ付くでした。それには子供たちもビックリ!電気って色々なものにくっ付くことを学んだ年長さんでした。三番目の実験はストローに電気を発生させて水に浮かべたアルミホイルで作った船を動かすことにしました。スズランテープと同様にキッチンペーパーを使いストローを沢山擦って電気を発生させて船を動かすことが出来るかの実験です。子供たちの中には上手く船を動かせた子と上手く動かせない子もいて、その違いはどうしてなんだろう?と考えていると先生から耳よりな情報が!
なんとストローが水に濡れてしまうとせっかく沢山擦って電気を作っても上手く動かせないと知った子供たち。ストローが濡れないように気をつけて最後はみんな船を上手く動かすことが出来ました。最後の実験はスズランテープにそれぞれ好きな顔を書いたものをたくさん割いて子供たちお手製のクラゲを作成することにしました。とても真剣な眼差しで一生懸命作る姿は大きく成長を感じ、心に打たれるものがありました。先生からこの作ったクラゲはお土産に持って帰れると聞いて大喜びの年長さん。最後に持ち帰るにあたり、電気が発生したクラゲの電気を消すおまじないがあると聞き、子供たちは大興奮です。おまじないとは…濡れたティッシュでクラゲを拭くとあら不思議!フサフサだったクラゲがショボンと元の姿になりました。これで無事にクラゲを持って帰ることが出来ますね。今回取材へご協力いただきました先生方、どうもありがとうございました。