日出学園内に売店(デイリーヤマザキ)がオープンして1年が経ちました。学用品・パン・飲み物の購入、お弁当の注文など、売店は児童・生徒が学校生活を送る上でなくてはならない存在です。お店を支えてくださっているのはスタッフの小林さんと高橋さんです。今回は、日々の業務内容や工夫されていること、ご苦労されていることなどについて伺いました。
売店の場所は中高校舎の1階。小学校の児童も利用しやすい場所にあります。
≪売店スタッフの小林さんと高橋さんにお話しを伺いました。≫
①1日に業務の流れを教えて下さい。
一番初めにする業務は、注文弁当の集計です。それが終わると、朝に納品された物のチェックをして、問題なければ店頭に並べます。授業中は売店を訪れる人はほとんどいませんから、その間に発注業務もします。11時頃になるとお弁当が届くので、検品してから小中高それぞれに配達します。午後は自販機にドリンクの補充をして、商品の品出しをしたり、不足があれば追加発注をしたり。ごみの回収もします。そして、閉店業務をして終了です。
②1日に利用するのは何人くらいですか?
普段は、200人から230人くらいです。
③売れ筋(人気)商品を教えてください。
【食べ物】
1位 ふわふわスフレ(チョコ)
2位 おにぎりシーチキンマヨネーズ
3位 ふわふわメロンチョコ
【ドリンク】
1位 タピオカミルクティー
2位 Liptonミルクティー
3位 スタバ 抹茶ミルク
※季節により大きく変動します
④日出学園の児童・生徒の印象を教えて下さい
小学生は、とにかく挨拶がよくでき、受け答えがしっかりできる印象です。中高生は、元気で素直な印象ですね。こちらから声をかけると、うれしそうに返してくれるのでとてもかわいいです。
⑤お仕事でやりがいを感じるのはどういう時ですか?
9月で売店がオープンして1年が経ちました。少しずつではありますが、生徒たちとの距離が縮まってきたように感じます。売店での会話も増えてきましたね。うれしそうに売店に足を運んでくれる姿を見ると、売店がここにある意味を感じ、私たちもうれしくなります。
まだ、売店に来たことがない子もいるかな?ぜひ一度足を運んでくださいね!
⑥お仕事をする上で工夫している点を教えてください。
- 出来るだけ顔を覚えるようにしています。生徒さんたちは名札をしていないので、どんなものをよく買うのか観察したり、商品の感想を聞いて会話を広げたりして、生徒さんの印象を自分の頭の中に残せるよう工夫しています。
- 一人でも立ち寄りやすいお店にすることです。お友達連れのときはもちろんですが、一人でも立ち寄りやすい雰囲気作りを意識しながら、お店に立っています。
- 新商品のチェックをこまめに行い、商品を発注しています。子供たちは新しいものに興味があるので、品ぞろえがマンネリにならないように心がけています。
⑦今までに印象に残っている出来事を教えて下さい。
手をケガしてしまい包帯をしていたら、「どうしたんですか?」「大丈夫ですか?」と声をかけてくれた時はうれしかったですね。
⑧日出学園の在校生にお願いしたいことはありますか?(利用方法・マナーなど)
- 店内での飲食はやめましょう。
- トレーにお金を出す際、投げるように支払うことはやめましょう。悲しくなります。
- お金の使い方、バランスの良い食べ方、ごみの捨て方、そういったことも勉強しつつ、楽しく買い物をしてくれたらいいなと思います。
お話を伺うまでは、毎日こんなにたくさんの児童生徒(200人以上!)が利用しているとは、思いもしませんでした。しかも、来店は休み時間や昼休みなどに集中するので、接客をする上でのご苦労も多いと思います。それにもかかわらず、生徒たちのために様々な工夫をしてくださっていることがわかり、感謝の気持ちでいっぱいになりました。利用方法やマナーについては、一人一人がよく考え、皆が気持ちよく利用できるように努力していきたいですね。
小林さん、高橋さん、これからもどうぞよろしくお願いいたします。お忙しいところ取材にご協力いただき、ありがとうございました!