毎年、5・6年生による鼓笛行進は、日出学園小学校の運動会の人気の演目となっています。
主に指導して下さった音楽の織間先生と、本番に向け練習している子供たちの様子を取材してきました。
本番2週間前の様子を取材しました。
今年の曲は槇原敬之さんの「どんなときも」です。元気を与えてくれる素敵な名曲です。
選曲は、何曲か候補の中から6年生の担任の先生方が選び、最終的には音楽の織間先生が決めます。子供の雰囲気や流行の歌、鼓笛のテンポ感を考え決定します。そこから織間先生が、行進が加わる事や子供たちの達成感を考えて、単調になりすぎず、難しすぎず、バランスを整えた編曲をします。
合同での練習は今日が初めて。真っ直ぐな線を揃えることは難しいです。
演奏をしながらの行進、幾つかのフォーメーションを作る複雑な動きを指導するのは、 大変なことです。子供たちが個々の動きの感覚を考え、全体で動く責任感を持つ、 これらを養う事が先生たちの思いでもあります。
行進の仕方だけでなく、目線や腕の上げ方など細かいところにも熱心な指導が入ります。
大切なのは結果として形に現れたものではなく、そこに至る練習の過程なんですね。
取材にご協力頂いた織間先生、ありがとうございました。