昨年は、6年生の有志と5年生のみでの応援団。今年は、高校4年生と5年生で構成された応援団でした。
中学の時に経験した生徒。最初で最後、高校に入って、初めて応援団に参加する生徒もいたでしょう。
今年は、団員が2倍ということで、グラウンドを広く使用して、様々なフォーメーションを見せてくれる応援合戦でした。
各色の応援団長さんに、アンケートしたものをまとめました。
◆ アンケート内容 ◆
1.応援団長をやったきっかけ
2.応援団の特色
※応援団の色をオレンジ色にした理由(5組のみアンケート)
3.団長として一番大変だったこと
4.応援合戦の曲選びや、ダンスの振り付け、衣装などのコンセプトや見どころ
5.4年生と一緒にやってみて
6.応援合戦を振り返ってひとこと
<< 1組・青 >>
1.自分たちが中心となって出来る最後の体育祭だからこそ、クラス全員で、何か一つのことを全力で成し遂げたかったから。
2.青組の特徴は「どんなことにでも全力!」という部分だと思います。ダンス、演舞はもちろん。おふざけから、ケンカまで、みんなが全力を尽くしていたからこそ、いい思い出になりました。
3.団長として全体をまとめることが一番大変でした。一人一人の想いがあるからこそ、全員が納得する形に意見をまとめるということに、とても苦労しました。
4.今回のコンセプトは「1度きりの体育祭を全力で」です。
新型コロナウイルスにより、5年生は中学2年生ぶりの応援団であり、中心となって出来る最後の応援団でした。だからこそ、みんなの意見を取り入れた曲選び、そして4・5年生が作ってくれたダンス、たかが10分しか着ることはないけれど、業者の方と何度も交渉して出来た衣装ということになりました。僕たちの全力を出し切った、曲・ダンス・衣装全てが見どころです!
5.一緒にやって良かったことは、普段通りの学校生活を送っていたら関わることがなかったかもしれない人たちと出会えたことです。さらに、自分の学年だけでは出なかった意見や考え方を共有出来たことが、すごく面白かったです。
大変だったことは、名前を覚えることです。名前を覚えることが苦手な僕としては、自分のクラスでさえ全員覚えきれていないうちに、4年生の名前を覚えなくてはいけないということになって、とても大変でした。
6.団長をやることが決まってから、みんなに「楽しかった!」と言ってもらえるような体育祭を目指していました。練習をしていく中で「もう楽しんでもらうことが出来ないのかもしれない。」と何度も悩み、体育祭当日もその不安を抱えたまま始まりました。
しかし、本番、中央の台の上からみんなを見渡した時に、盛り上がって楽しんでいる姿を見て安心しました。こんな団長を支えてくれた団員のみんな、本当にありがとうございました。僕にとって、この体育祭は忘れられないものとなりました。
<< 2組・白 >>
1.クラスで決める時、誰も手が挙がらず、自分も乗り気ではなかったのですが、最後の応援団だから出来るならやろうと思いました。また、女子の応援団長も新鮮だと思い、立候補してみました。
2.“先生参加型応援団”生徒のみの応援団だったものを先生も一体となって演技をしたところです。
本番では、観客も喜んでくれて、良かったです。5団体の中で、人数が一番少ないにもかかわらず、声や踊りのキレが練習の時からあったことも、白組の良いところだと思います。
3.踊りの配置、ダンスを教えること。ほぼ全部大変でした(笑)
4年、5年に、1から教えたり伝達したりするので大変でした。
4.応援団には取り入れない“ソーラン節”を行ったこと。
演技中に、大島先生が踊って下さったこと。
応援団のTシャツが、絵ではなく、漢字一文字にしたこと。
サカナクションの“新宝島”のMVをなるべくMV通りにしようとしたこと。
5.後輩と関わる機会が出来てよかったです。4年生が、積極的に話し掛けてきてくれて嬉しかったです。
6.高校生、最初で最後の応援団で、且つコロナ禍の中でも、私達のやりたい形を実現しようと尽力して下さった体育科の先生方に感謝です。4、5年生で、人数も少ない中、グラウンド中に大声を響かすことができて良かったです。白組応援団長をやって、本当に良かったです。
<< 3組・緑 >>
1.昨年の団長がとてもかっこよく、自分も団長を経験してみたいと思ったから。
2.体育祭当日、団員たちの絆をより深める為に、絆を結ぶという意味も兼ねて、団員の手首にミサンガを結びました。演技中に不安になる場面もありましたが、ミサンガを見ることで、勇気づけられました。
3.5年生をまとめるのは楽でしたが、違う学年ということもあり、話す機会が少ない4年生をまとめるのが、とても大変でした。
4.衣装の背面は、団員たちのメッセージを書きました。ダンスの振り付けは、みんなで協力して、いろんな意見を取り入れていきました。
5.応援合戦を経験したことがない4年生と一緒に練習することに苦労しましたが、団員のみんなが、前向きに取り組んでくれる姿を見て、自分も頑張れました。
6.大変でしたが、団員のみんなと沢山関わることが出来て、とても楽しかったです。
<< 4組・赤 >>
1.友達にゴリ押しされたという点もありますが、「最初で最後の応援団」というフレーズに心を鷲掴みにされて、ドカンと最高の思い出づくりの為に、団長になったというのが一番の理由です。
2.自分たちの団は、演舞の振り付けをゼロから考えて、団長・副団長だけが目立たないように、団員全員が主役になれるような演技を追求しました。一体感のある演舞は迫力があって、踊っている側も満足感があったと思います。
3.団員のみんなの意見を演技に取り入れられるように頭を柔らかくして、副団長と何度も話し合い試行錯誤し。一つの意見が突出しないように、自由で大胆な表現を具体的な形にすることが一番大変でした。
4.一番こだわったのはTシャツです。
例年の先輩方の衣装は、各応援団カラーのTシャツにプリントか手書きのデザインが主流だったのですが、自分は今までにない自由な発想のデザインにしたかったので、「タイダイ染め」という他の団と差別化できるデザインにしました。サッカーユニフォームをコンセプトにしたので、背面には各団員の好きなナンバーを入れ、一つのチームとして絆を深め合いました。
5.年の差が1歳や2歳しか変わらないのに、5年生の自分たちには想像も出来ない奇抜なアイデアや自由な発想に驚いたと同時に、心から尊敬しました。「若い力」という言葉を耳にすることは多々ありますが、実際に感じたのは初めてだったので、いい経験が出来たと思いました。
6.自分のように未熟な人間一人では絶対に成し遂げられなかったことなので、周りの人たちには、本当に感謝しかありません。自分勝手な考えをして周りから反感を買うこともありましたが、副団長や団員のみんなが親身に寄り添ってくれたので、事態が悪化することなく体育祭が終わる最後まで、全力で頑張れました。
体育祭という舞台に、誰一人欠けることなく全員で立てたことは、本当に灌漑深いです。
自分の最初で最後の応援団が赤組で、本当によかったです。
<< 5組・オレンジ >>
1.今までの応援団にはない、何か新しいことに挑戦して、皆さんに、たとえコロナ禍であったとしても、頑張れば何でも出来るということを伝えたかったからです。
2.見ている人も、団員も、ミュージカルみたいに、全員が楽しめるところ。
※クラスカラーをオレンジ色にした理由は、他の色より比較的強そうに見えたからです。
3.楽器の使用許可をとることです。楽器演奏の前例がなかっただけでなく、コロナ禍でもあった為、実現させる為に、充分な対策を考えなくてはいけなかったので、苦労しました。
4.とにかく、観客が見ていて楽しくなるように掛け声を多くしたり、ダンスの振りは大きくしたりしました。見どころは、なんといっても、最初の演舞です!直接的な応援にならなくとも、私達の演舞を見て、感動してくれたらと。
5.5組は、特に他のクラスとの関りが少なかったので、他学年であっても、自分のクラスメイト以外の人と親しくなることが出来て、本当に嬉しかったです。大変だったことなんてないくらい、みんな良い子ばかりでした。また機会があれば、5組メンバーで集まりたいくらいです。
6.私達の為に、無理やりにでも体育祭を決行してくださった先生方、朝早くからグラウンドの水抜きをしてくれた体育委員の皆さん、最後まで練習を頑張ってくれた5組のみんな、全ての人に感謝します!皆さんのおかげで、人生で一番楽しい体育祭になりました。本当に、ありがとうございました!
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応援合戦は、見事な演舞を見せて会場を沸かせたオレンジ組が、283点で優勝しました。
今年は、4年生の団員が増えました。来年こそ、中学生も参加して、3倍4倍、それ以上の迫力ある応援合戦が出来るといいですね。そして、昨年は紫、今年はオレンジ、来年の5色目が、何色になるのかも楽しみです!!
各団の応援団長のみなさん、アンケートにご協力頂き、ありがとうございました。