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2018中高体育祭 ~長縄跳び特集~

長縄跳びは、中高の体育祭の中で、唯一、クラス対抗で行われる種目です。

今回、クラス担任の先生方に、長縄跳びの種目に取り組む生徒達の様子を伺ってみました。

5分間の競技時間の中で、連続して跳んだ数が一番多いクラスが勝ちです。

大縄を回している生徒さんの「せーの!!」の掛け声に合わせて跳ぶ姿が印象的でした。

①体育祭前、クラスでの取り組みの様子はどうでしたか?

<中学>

・クラス全員で1回でも多く跳べるように声をかけあっていました。

・学年合同練習で、他のクラスの様子を見て危機感を覚えたのか、並び順など工夫を重ねるようになりました。

・朝練、放課後練を行っていました。

<高校>

・放課後残って熱心に練習していました。

・体育委員が、クラスに声を掛けていました。

②長縄競技に臨むにあたり、先生方が何かアドバイスをされましたか?

<中学>

・みんなが声を出して楽しく競技に参加すること。誰かが引っかかっても、その人を責めないで再挑戦すること。

・縄の回し方や跳ぶタイミング。

・跳ぶ人の間隔を出来るだけ狭くすること。

<高校>

・みんなで、声を出して、息を合わせること。

・実際と同じ時間(5分間)跳ぶ練習をするように伝えました。

・立ち位置のバランス、下を向かない、具体的に回数を意識する。

・何もしていません。(生徒に任せています。)

・最後のイベントなので、楽しみましょう!と伝えました。

③体育祭後、クラスに変化はありましたか?

<中学>

・学年1位だったので、一人一人の努力とみんなの協力で達成感が得られ、自己肯定感を得られたようでした。

・取り組み方次第で結果に繋がるという自信が芽生えたようです。

・普段の様子からは想像できないまとまりを見ることができて、嬉しかったです。

・3年生になり、行事の参加の仕方や、協力する姿など、とても大人になったな、成長したなと感じました。

<高校>

・結果は、残念でしたが、団結は強まったと思います。

・少しずつではありますが、1つにまとまり始め、男女間の会話も増えました。

・一体感が増しました。

・やれば出来ると、自信がついたようです。

④体育祭を通して、何か感じたことはありますか?

<中学>

・みんなで協力しあうことの大切さ、他のクラス、学年の頑張りに対する賞賛の気持ちをもてるようになりました。

・上級生達が応援してくれたことが、1年生のみんなはとても嬉しかったようです。

<高校>

・各自が一生懸命だったので、それぞれ成長できたのではないでしょうか。

・生徒によっては、熱の入れ方も様々で、こういったイベントが苦手な生徒もいるということを熱心な生徒が気付くこと、また、苦手な生徒は、苦手だからといって放棄せず、自分なりに出来ることを考えて取り組むこと等、お互いやるべきことが分かったのではないかと思います。

・5月の球技大会で、クラスが打ち解けていたので、今回は、お互いの特性を知っている上での取り組みが出来たことで、立ち位置調整、戦術を考えやすかったと思います。

・いつも良い成長の場の一つとなっていると思います。

・5年生は、学校のリーダーとして、体育祭に貢献できたと思っています。うまくいかなかった点として、対集団(100人を超える後輩、先輩)のコミュニケーションや計画性、準備の細かさが挙げられます。これらを日出祭で促せるよう、更に精進していきたいです。

・5年生をフォローしている姿を見て、成長を感じました。

中学生は、クラス替えをして、初めてのイベントということで、体育祭を通じて、団結力が生まれるという感想が多かったです。

どのクラスも、朝練、放課後練を頑張って行っていたのですね。

高校生は、勉強で忙しい中、限られた時間で練習していたようです。先生方のアドバイスもほとんどなく、自分たちで考えていました。とのことでした。

競技後、担任の先生からは、称賛や労いの言葉があったようですが、それ以上のご褒美は、秘密ということでした。ただ、「30回以上跳べたら、ハーゲンダッツ!!」というご褒美の約束があったクラスもあるようです。

ぜひ、来年は、目指せ30回!!で、頑張ってもらいましょう。

≪長縄跳びの結果です!!≫

【中学校】 中学優勝:3年1組(緑組)

1年:1組・4組(10回) 2年:3組(14回) 3年:1組(29回)

【高校】 高校優勝:5年5組(緑組)

4年:4組(18回) 5年:5組(27回) 6年:4組(15回)

選手の皆さん、お疲れ様でした!

 

アンケートにご協力頂いた先生方、ありがとうございました。