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平成30年度 日出学園高等学校 卒業を祝う会

平成31年3月1日、高等学校卒業証書授与式が行われました。厳粛な卒業式の後は、6年間お世話になった先生方へ感謝の気持ちを込めて、「卒業を祝う会」が開かれました。「卒業を祝う会」は、中高6年生の幹事と生徒の代表者が卒業対策委員会として企画し、準備をしてきました。今回は、卒業対策委員会の活動と「卒業を祝う会」の模様を取材いたしました。

卒業対策委員会の活動は、中高6年生の常任幹事さんを中心に幹事のみなさんが、一学期から打ち合せ、準備を進めてきました。また、生徒との打ち合わせも5回ほど行われました。場所や記念品、先生と生徒のコサージュや花束など、手配することもたくさんありました。

そして、卒業式が近づいてきた三学期。会議室にて幹事と生徒卒業対策委員会の合同の打ち合わせが行われ、その後「卒業を祝う会」で必要なプログラムや席札、看板やメッセージカードなどの制作をしました。午前10時から午後4時すぎまでかかり大変な一日でしたが、楽しい時間となりました。

「卒業を祝う会」の前日、中高6年生の幹事がテーブルセッティングを行いました。生徒、先生、保護者の席には名前の入った席札が置かれ、それぞれ記念品やかわいらしいお菓子、プログラムやメッセージカードなど、きめ細やかなセッティングがされていました。

「卒業を祝う会」当日、中高5年生の幹事のお手伝い、在校生が椅子を運ぶなどの協力で、卒業生、先生、保護者の方々をお迎えする準備が整いました。そして、卒業生の入場で「卒業を祝う会」が始まりました。

青木理事長学園長先生の挨拶と堀越校長先生の挨拶をいただき、小内教頭先生の乾杯の音頭で会食が始まりました。食事をしながら、テーブル対抗ゲーム大会が行われました。先生方への愛の強さを競う問題にテーブルごとに答え、一番正解したテーブルが優勝の予定でしたが、6組が同点でじゃんけんによって優勝が決まりました。先生の誕生日や、先生の子供のころや若いころの写真を当てる問題に、会場は大盛り上がりでした。

その後生徒による歌が披露され、生徒が作成した写真のスライドショーを上映しました。スライドショーには体育祭や学園祭、スポーツ大会や修学旅行など6年間のたくさんの思い出の写真が披露され、歓声が上がりました。

思い出に浸った後は、六年間お世話になった先生方に感謝の気持ちを込めて花束を贈りました。先生方からは、「たくさんのトラブルもありましたが、みなさんとても素敵な大人になりました。自己に厳しく人にやさしく、そして強く潔くこれからも頑張ってください。」とのお言葉でした。

保護者代表のお母様から、日出学園に入学したときのお話と、「家族はいつでもみなさんのそばにいます。先生方卒業してからもよろしくお願いいたします。」とのあいさつで会は一度閉会しました。

休憩の後は、生徒も席を離れての自由な雰囲気で後半の会が始まりました。

まずは楠橋先生による卓球のパフォーマンスです。楠橋先生は学生時代卓球部で、「傲慢」と書かれた紙風船や「怠惰」と書かれた箱を的にして、見事一発で打ち抜きました。

生徒たちによる歌やバンド演奏、バトントワリング部のダンスに会場は盛り上がり、先生や生徒が一緒に踊ったりしました。

アットホームな雰囲気で日出学園らしい「卒業を祝う会」でした。卒業対策委員会のみなさま、一年間ご苦労様でした。取材協力ありがとうございました。卒業生のみなさま、これからの新生活のご健闘をお祈りしております。