春の日差しの心地よさが感じられるようになった３月３日、学園業務部の会議室にて、ベルマーク贈呈式が執り行われました。ひので会を代表して高橋副会長、小学校の厚生委員会委員長藤田君と副委員長岩崎君が、学園を代表して荻原校長先生へベルマーク寄贈品の目録が渡されました。
目録の内容は、運動会などで使用されるポールテント１基です。テントは消耗品で、数年ごとに買い替えが必要になります。このテントは１７万点（＝１７万円）ほどですが、このうちの１割が被災地などへ寄付されるとのことです。ベルマークは学校で使う資材を購入できるだけではなく、このように寄付することもできるのですね。
日出学園では、小学校の厚生委員会の児童たちが牛乳パックやインクカートリッジを荷造りし、ベルマーク財団へ送っています。また、小学校の保護者によりベルマークの集計作業が行われています。このような背景から、ベルマーク集めは小学校がメインと思われがちですが、今後は幼稚園から中学高等学校まで学園全体でベルマーク収集に力を入れていきたいと考えています。
学園全体で、今年度は２万点になりました。全国的に見てもまずまずの成績です。ベルマークといえば切り取って集めるイメージがありますが、ウェブベルマークというものもあります。これは「ネットのお買い物で手軽にできる学校支援」で、ネットショッピング前にちょっと寄るだけで支援ができるというものです。たとえば、１０万円分の旅行をすると４００点が加算されます。家族旅行などで支援することもできますね。日出学園ももちろん登録していますので、ネットショッピングの際にウェブベルマーク制度を利用していただければと思います。
最後に、お忙しいなか本日の贈呈式に参加してくださった皆様、ありがとうございました。来年度、運動会や体育祭でこのテントが日の目を見られますように、また新型コロナウイルス感染症が収束して、以前のように行事が開催できますよう願っています。