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日出学園幼稚園 用務員さんにインタビュー

子供達が毎日安全で心豊かな園生活を送るために、縁の下の力持ちとなって支えて下さっている用務員の福島實さん。一体どのような仕事をされているのでしょうか、またそのお人柄に迫るべくインタビューをし、お話を伺いました!

⚪日出学園幼稚園での勤務年数を教えて下さい。

今年で5〜6年位になります。

⚪1日の業務の流れを教えて下さい。

朝は7時15分に出勤して、最初に麦茶を大きなやかんに8つ分沸かします。その後は園庭の整備と外回り清掃で、ゴミやフンがあれば掃除をしたり、落ちている物があれば片付けたりと、子供達が安全に遊べるように整備をします。

園内の草取りなどをしてから朝は9時頃から、午後は13時25分頃には幼稚園正門の前に立ち、登降園する親子の安全を見守ります。

⚪季節ごとに行う業務などはありますか?

夏場は園庭の水撒きです。園庭の砂はサラサラなので、毎朝、水がしっかり浸透するまで水を撒きます。冬場も強風の時などは水を撒き、砂埃防止をします。

池の水は、水草で汚れるので、1年に1回交換します。池の中の生き物を一旦取り出して、きれいな井戸水を流しっぱなしにして水を溜めます。

草取りや、秋は落ち葉の掃き掃除、冬に雪が降った場合は雪かきもします。

夏の今の時期は子供達が園庭で水遊びをしますので、使用したバスタオルや、泥で汚れた水遊び着も洗濯します。

⚪いつも季節の綺麗なお花でいっぱいの花壇ですね。

季節ごとに、種や球根、苗を齊藤先生が準備して下さり、齊藤先生と二人で腐葉土を用いて蒔いたり、植えたりしています。すみれやパンジーは冬に植えて結構長い間綺麗な花が楽しめますね。今年は桃の実が大きくなる前に子供達がもいでしまったので、残念ながら食べるまではいきませんでした(笑)

4月下旬頃

⚪用務員の業務をされている上で、楽しみにしていることや、やりがいはありますか?

子供達が自分の孫みたいで本当に可愛いです。

お弁当交流会の時や、小学生が下校の際に幼稚園の前を通りがかる時などに、卒園した子供達の大きくなった姿を見られるのも嬉しく、声をかけたりするもの楽しみです。

⚪今までで印象に残っている出来事は何でしょうか?

昨年ですが、園庭にある家の形をした遊具を持ち上げようとしたところ、バランスを崩して腰を強く打ってしまい、10日程仕事をお休みしたことです。

⚪ご自身の趣味や楽しみについて教えて下さい。

楽しみはやはり幼稚園で子供達の顔を見ることです。お休みをした時は、心配した子供達が次に会った時に声をかけてくれます。 以前の趣味はゴルフに行くことでしたが、スポーツ観戦は全般好きです。

高校野球が特に好きで、新聞で試合スケジュールを調べて国府台球場で行われている県大会の予選を見に行ったりもしますよ。

⚪登降園の際、園児保護者に気をつけてもらいたいことがありましたら教えてください。

正門付近は、何人かでちょっとでも立ち止まってしまうと駐輪場からの出入りもしにくく、危ないので気をつけて欲しい。それくらいかな。

いつも温かい眼差しで園児、保護者を見守ってくださる福島さん。

お話を伺うと用務の業務は、想像以上に多様で多岐にわたることが分かりました。

「子供達の顔を見るのが何より楽しみで、仕事も楽しいことばかりです。」と笑顔で語って下さったのがとても印象的でした。

幼稚園の先生方も、「いつも頼りになる福島さん。幼稚園には欠かせない存在です。」とおっしゃっていました。

お忙しい中取材にご協力いただきましてどうもありがとうございました。