高校　球技大会

投稿者: 会報部員 in 中高, 子供たちの活動投稿日: 2022-05-11

新年度を迎えて約３週間が経った、４月２８日に、高校の球技大会が行われました。学年の連帯感を高め、クラスの親睦を深める目的もある球技大会は、２年ぶりに開催することが出来ました。
迫力あるドッジボールと、おじゃま虫がいる玉入れを、生き生きと楽しむ生徒の様子をご覧下さい。

前日のロングホームルームでは、生徒会が作成した動画による、球技大会の説明がされました。種目は、ドッジボールと玉入れです。

◆　６年生　◆

まずは、６年生のドッジボールから、競技がスタートしました。
最高学年だけあって、迫力が違います！！この学年は、コロナ禍からのスタートで、行事という行事が中止になってきました。その鬱憤を晴らすかのように、今までの思いを投げるボールに込めているようでした。
女子には投げない男子生徒（なんて紳士的なの！）
男子のボールを取ってしまう女子生徒（カッコイイ！！）
白熱する試合の中で、生徒の色々な一面が見られました。

玉入れは、校庭で行いました。
６年生は４クラスしかないので、色は固定です。１組：緑、２組：白、３組：青、４組：赤。そして、妨害担当の人が、対戦するクラスの籠に移動していました。
妨害者が使用出来る道具は、カラーボード、発泡スチロール製のブロック、段ボール、発泡板、虫取り網、マット、プールスティックです。面の広さで、カラーボードや段ボールを選ぶクラス。虫取り網を選ぶクラス。この３つが多かったようです。
そして、ルールでは、１試合３分となっていましたが、時間が長いということ、玉が籠いっぱいになってしまうということで、２試合目からは１分に変更されまた。
１試合目は、ルールを守って行っていた６年生。２試合目、３試合目。やり直しで、４試合目、５試合目。試合をするに連れ、失格になっても、勝ち負け関係なし！！玉を入れることに夢中になって楽しんでいる６年生でした。

◆　５年生　◆

５年生は５クラスあり、１クラスが待機しながらの総当たり戦が行われました。
自分は転んでも、取ったボールを離さず起き上がったり、外野を「当ててみろ！」と挑発して結局ボールが当たってしまったりと、各々嬉しい・悔しいはあったと思いますが、楽しそうに試合をしていました。
５年生が中心となった生徒会で初めて行う行事で、１試合目は、始まるまで時間がかかりましたが、それ以降は生徒会長の説明をよく聞き、スムーズに試合が進み、予定時間よりも早く終わることが出来ました。

６年生の試合で進め方の失敗もありましたが、審判はウインドブレーカーを着てわかりやすくしたり、投げる位置の線をはっきりと引き直したりと、短時間で修正をしていました。そして、試合参加人数の確認等、生徒会、特に副会長は忙しそうに走り回っていました。
試合は、各クラス円陣を組み、気合を入れてスタート！妨害を全く出さなかったクラス、他のクラスを観察して良いところを真似していくクラス。それぞれ作戦を練っていました。
担任の先生方も、応援やアドバイスを熱心にされていました。

◆　４年生　◆

入学して初めての行事です。中学校からほとんどの生徒がそのまま高校へ進学したものの、雰囲気は大人っぽく、高校生へと成長している姿が見られました。コロナ感染防止の為、学年毎に時差登校したので、４年生が１番遅い登校となりました。
ドッジボールの試合が始まると、マスク姿ではありますが笑顔が見られて、男子も女子も関係なく同じチームで声を掛け合い盛り上がります！２階からは、玉入れチームの応援が聞こえました。
試合時間は５分で、残り１分半前になると、元外野の生徒達もコートの中に入ります。時間制限があるので、ボールを持ったらすぐに投げてと、ボールはあちこちに飛んでいき、試合は白熱していきました。女子もどんどんボールを取って男子に投げて当てていたり、男子も女子に当ててはいますが、女子に当てる時は、ちょっと控えめに投げたりしていて、クスッと笑ってしまう場面もありました。１試合が、あっという間に終了していきました。

４年生はドッジボールが終わると、一旦教室に戻り、昼食後グランドにて玉入れを行いました。午前中は肌寒かったのですが、午後は日差しも出て気持ちのいいお天気の中、玉入れが始まりました！
玉入れは、網を持って妨害する人が２人と発泡スチロールの板を持った人が１人いるという、ちょっと変わったルールで行われました。
玉入れがスタートすると、発泡スチロールの板はすぐに玉砕！！粉々になっていくので、笑いがおきていました。全く妨害になりません。妨害する網も２０ｃｍ程で小さく、あまり妨害出来ている感じがありません。玉を入れる方は、１つでも多く入れようと必死に投げていました。どんどん玉が入っていくので、籠の棒を支えている体育委員も必死です。
ドッジボールチームも、玉入れの周りにきて応援していて、玉入れも盛り上がりました。