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中学校 球技大会

少し肌寒くなりポツポツと雨が降る11月10日、生徒会主催の球技大会が開催されました。今年は午前中は学年総当たり戦、午後はトーナメント戦で他学年と対戦しました。


《開会式》

生徒会が大会の運営・試合の審判を行います。種目はドッジボールでした。アリーナに2コートを設置し、1クラス男女に別れ、更にAチームBチームの2チームを編成。各チーム計3回の試合を午前中に行いました。開会式ではルール説明、準備体操が行われました。試合開始直後のボールを持つ権利は担任の先生同士でジャンケンをし、勝った先生の担当クラスはボールを持つ権利を獲得します。

《1年生》

1年生は初めての球技大会です。ソフトバレーボールを使用します。まずは男子からスタートです。全身を使って思いっきり投げるので、柔らかいボールとはいえスピードがあります。途中でボールの軌道が変わったりするので、コートの中の生徒は逃げたり、ボールを取りに行ったりしていました。


次は女子です。ボールを回して相手の隙を狙ったり、取りにくいボールを投げてどんどん当てていきます。ボールに当たって外野に出ても、内野の生徒にボールを当て、すぐ戻ってきていました。

どのクラスも積極的にボールを追いかけて、一生懸命取ったり投げたりしていました。応援にも力が入っていました。球技大会を通じて団結力が深まったのではないでしょうか。

《2年生》

中学生全体で行う球技大会は4年ぶりで、2年生にとっては初めての事となりました。まずは学年内で順位を競う総当たり戦。
試合開始!ボールを持つ権利を得られるかどうかも勝負の決め手となり、みんなで先生方に熱い視線を送っていました。

難しい年頃の2年生はどことなく遠慮が見られ、取ったボールも自ら投げずにパスを回すなど、穏やかな試合運びとなりましたが、仲良く相談したり円陣を組んで士気を高めるなどして自分のクラスの勝利を掴もうとしていました。


試合中の生徒達は、試合に出ていない友達の応援に励まされていました。

《3年生》

中学校最高学年となった3年生。球技大会は、今回で3回目。
体育館に入場する姿に貫禄を感じます。準備体操を終えて、各クラス対戦相手を意識し作戦を練る姿は、昨年と本気度の違いを感じました。男子の対戦からスタート。他学年とは違い、ドッジボール用のボールなので球速が早く、ボールを受ける音がずっしりと体育館に響きました。クラスの男子生徒を応援する女子生徒の応援も次第に力強さが増していました。


女子の対戦が始まると、昨年の姿と大きく違う事が分かりました。
積極的にボールを受け止め、点を取りにいく姿やボールをよける動作の速さに勝ちにこだわる姿が見られました。ドッジボール用のボールが飛び交う球速は、男子に負けていませんでした。

中学校最後の球技大会は、1、2年生の頃と違い力強さ、俊敏さが格段に増していました。

《決勝トーナメント》

昼食後体育館に再び集合し、午後は午前中の試合結果をもとに、全学年がトーナメント形式で優勝をかけて対戦します。総合優勝を目指して各チームが対戦しました。

午後は、全学年ソフトバレーボールを使用します。午前中の結果から悔しい思いをしたチームの士気が上がりトーナメントは大熱戦を繰り広げました。


1年生は、上級生相手に怯むことなく果敢に挑戦します。上級生に勝てば勝つほど一層盛り上がりをみせ、応援の声も負けていませんでした。

2年生は、対戦相手の3年生には強気の攻めを見せますが、1年生との対戦は優しい配慮が試合運びに影響し、敗退してしまうクラスもありました。

3年生は、午前中のドッジボール用ボールから、ソフトバレーボールへの対応が間に合わず、フワッと空中に浮かぶボールを取りきれずアウトになってしまう場面が多く見られました。しかし、トーナメントを勝ち上がる度にボールに慣れて、最高学年としての威厳を見せてくれました。

《閉会式》

閉会式では、学年男女別優勝チーム、男女別総合優勝の表彰がありました。どの学年も、大会前の表情とは違い逞しくなっていたように感じます。友達や先生方との絆も一層深まった球技大会となりました。

生徒会主催の球技大会は、コロナ禍前の形式に戻り活気に満ちたものとなりました。コロナ禍前の以前の球技大会を知らない生徒会の皆さんが運営する事は大変だったことと思います。参加した中学校全生徒の笑顔や応援の元気な声は、球技大会が大成功に終わった何よりの証拠だと思います。


大会運営をして下さった、生徒会の皆さん、支えて下さった先生方ありがとうございました。

【試合結果】

学年別優勝        総合優勝

男子1-1 2-4 3-3     男子 3-2

女子1-1 2-1 3-4  女子 3-4