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幼稚園 お誕⽣会

幼稚園のお誕⽣会では、誕⽣児はホールのステージに上がり、お友達みんなにお祝いしてもらいます。また、今年度より誕⽣児の保護者以外の参観も可能となっており、より多くの⽅にお祝いしていただけるようになりました。 

今回、会報部では初めて、幼稚園のお誕⽣会の様⼦を取材させていただきましたので、その様⼦をお伝えします。


会のスタートは、はじめの⾔葉から。
係の年⻑さんが息を合わせて頑張ります。 

続くインタビュー(⾃⼰紹介)では、年長さんはクラスや名前の他に、誕生日と歳、大きくなったら何になりたいのかを教えてくれました。
警察官、⾞掌さん、運転⼿、ケーキ屋さん、看護師さんなどなど。1年前に⽐べて随分と成⻑し、ステージ上での受け答えも落ち着いています。⼤きくなったみんなの姿を 想像して、温かい気持ちになりました。
年中さんはクラス、名前、歳、好きな遊びを教えてくれました。折り紙、積み⽊、ままごと、ゲーム。お家でも幼稚園でも、ご家族ともお友だちとも、たくさん遊んで、⽴派な5歳になって下さいね。
最後は年少さん。今回11⽉⽣まれの年少さんはいませんでしたが、他の⽉のお誕⽣会を参観した際、泣かずに、騒がずに、ただただステージ上に座っていられる、その姿を⾒ただけで、 ⽬頭があつくなりました。


次にプレゼントの進呈です。通常、年少さんには担任の先⽣⼿作りのバースデーカードと王冠 がプレゼントされます。王冠は季節のお花や⾷べ物、⾏事に関係するもので飾られた、とっても可愛いものです。年中さんはカードとペンダント。これも先⽣⽅の⼿作りです。
年⻑さんへのプレゼントは、仲良しのお友だちが作ってくれます。みんな、⼤きくなったらなりたいもの にちなんだプレゼントをリクエストしていたようです。
年長さんはお部屋では、担任の先生と保護者からのメッセージの入ったカードももらえます。


王冠やメダル、お友達特製のプレゼントの後は、毎⽉恒例の歌のプレゼントです。「たんたん誕⽣⽇」の歌に、誕⽣児(先⽣⽅も)みんなの名前を順に乗せて歌います。ステージ上の⼦どもたちも、誕⽣⽉の先⽣⽅も、⾃分の名前が歌われると少し照れたようにしながらも、とっても嬉しそうです。続いて、各学年からのプレゼント。年少さんと年中さんからは季節の歌(くだもの列⾞/きのこ)、年⻑さんからは合奏(はたけのポルカ)のプレゼントがありました。

最後は、みんなが⼀番楽しみにしている、先⽣⽅からのプレゼントです。毎⽉、先⽣⽅が趣向を凝らした劇やペープサート、合奏などをご披露下さいます。今⽉は、OHPを⽤いて、有名 な絵本『11ぴきのねこ(作 ⾺場のぼる)』の朗読をして下さいました。

OHPは、パソコンの動画編集ソフトの普及により、なかなか⾒られなくなりましたが、スクリーンに映し出される絵の雰囲気、その独特な映し出され⽅が温かく懐かしくもありました。⼦どもたちはみんな、お話に夢中。知っているお話でも、絵本で⾒るのと、映画のようにスクリーンに映し出されるのをみるのとでは、違った楽しみもあるようでした。
おわりの⾔葉も年⻑さん。年⻑さんらしく、しっかりと締めてくれました。


ホールにて親⼦写真の撮影が終わったら、それぞれのお部屋に移動し会⾷をします。年⻑さんは、コロナ明け 4 年ぶりの親⼦での会⾷です。
会⾷の前に、お家の⽅から、⼩さい頃の様⼦をお話しいただきます。
当時は⼤変だったというエピソードも、今となればみんなで笑える素敵な思い出です。⾃分のことを話されている誕⽣児の⼦どもたちは少し恥ずかしそうに、他の⼦どもたちは、聞き⼊ったり、爆笑したり。みんなで楽しくお友だちの⾚ちゃんの頃のお話を聞きました。

お⾷事は海苔巻きとお稲荷さんです。おかわりする⼦もいるくらい、みんなおいしそうに⾷べていました。 


お誕⽣会は、⼤変思い⼊れのある⾏事の⼀つではないでしょうか。⼦どもたちは毎⽉、⾃分の順番はまだかまだかと待っているのです。そして、いざ⾃分の番になるとステージに上がり、みんなの前でマイクを持ってお話しします。プレゼントももらいます。
⾃分が主役になり、たくさんのお友達にお祝いしてもらう、とても特別な経験なのだと思います。
また、年⻑さんにとって幼稚園最後となる誕⽣会は、そのご両親にとっても密度の濃い、感慨深いひとときになったのではないかと思います。ステージ上の我が⼦を⾒て、成⻑を感じるとともに、⼩学校進学に胸を膨らませていたことと思います。 

先⽣⽅のご尽⼒によるお誕⽣会。⼦どもたちの成⻑と先⽣⽅の出し物を楽しみにして、来⽉も是⾮参観に⾏きたくなりました。愛情溢れる会を催して下さる先⽣⽅に、⼼より感謝申し上げ ます。