３月３日水曜日、幼稚園ホールにて、市川市文化振興財団の新人演奏家コンクール受賞者である市川市若手音楽家の方々により、サテライトコンサートが催されました。密を避け、半分の人数で2回行われた演奏会の様子を取材してきたので、ご紹介致します。

 

演奏は、ヴァイオリン・ヴィオラ・チェロで構成され、素敵なドレス姿での登場に歓声が上がりました。

「私もあのドレスを着たい！」と先生に言っている姿がとても微笑ましかったです。

はじめに、誰もが知っている「ドレミの歌」を演奏してくださいました。子供達は、小さく時折口ずさんだり、体を揺らしながら聴いていました。

そして、楽器紹介が始まりました。

「この楽器を知っている人はいますか？」

「ヴィオラとヴァイオリンは何が違うでしょうか？」

「チェロはどういう音がでるでしょうか？」

などの質問に、子供達は手を挙げて口々に答えていました。各楽器が奏でる音の調べに関心を持って聴いている様子でした。

次は、「アナと雪の女王より レット・イット・ゴー」「星に願いを」「ホールニューワールド」とディズニーの曲を3曲連続で演奏してくださいました。特に、「レット・イット・ゴー」のサビの部分では、多くの子供達が、映画のシーンのように手をつけて歌ったりしていました。

最後に、「となりのトトロ」をメドレーで演奏してくださいました。演者の方が知っている曲であれば、手をたたいたり歌っても良いですよと仰って頂いたのもあって、子供達は手拍子をしたり、足でドンドンリズムを取ったり、歌ったりと、子供達の奏でる音も含めての大演奏会になりました。

３０分間でしたが、子供達が参加出来る曲もあり、静かに観賞していた分、共に楽しむところでは盛り上がり、あっという間に終わったという印象でした。

市川市文化振興財団のご厚意により、日出幼稚園では今回が初めての開催と言う事でした。素敵な音楽に触れられる機会が増えることは、嬉しいですね。来年度以降も開催されることを願っています。

演奏者の皆様、幼稚園の先生方、取材のご協力ありがとうございました。