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幼稚園 お餅つき

2学期の終業式を翌日に控えた12月22日。毎年子供たちが楽しみにしているお餅つきが、幼稚園の園庭にて行われました。冬日和のこの日は、屋外で行うお餅つきに絶好の日でした。

取材のため幼稚園の厨房に入ると、園長先生がたくさんの餅米を蒸してくださっていました。お手伝いのお母様方が火のお当番や、お湯の準備など、忙しそうにされていました。餅米は1時間ほどで蒸し上がるそうです。

餅米が蒸し上がったら、いよいよお餅つきの始まりです。お餅つきは、熱々に蒸された餅米を熱いうちにつくという、時間との勝負でもあるので、直前まで杵と臼は熱湯で温めておきます。

臼に餅米を移すと、立ち上がる湯気と共に、美味しい香りが漂います。いよいよだなと、大人でもワクワクしてきます。

餅米は初めはつかずに、杵でぐいぐいと体重をかけながら潰していきます。2人で臼の周りを回りながら均一に潰します。毎年お手伝いいただいている、お餅つきの経験豊富な学園業務部職員の方のリードで、見る見るうちに餅米がまとまっていきました。

年少さんは見学と応援。先生と一緒に「ヨイショ〜!ヨイショ〜!」と声援を送ります。

「大変そうだな」、「やってみたいな」、「おいしそうだね」。いろいろな声が聞こえてきました。

先生方がお餅をつく様子を真剣に、またソワソワしながら見ていたのは年長さん。みんな、自分の順番がまだかまだかと心待ちにしているのです。

自分の順番がくると、待ってましたとばかりに、元気よく思い切りつくことができました。

年中さんは、つく前の餅米を食べさせてもらったり、来年の本番に備えて、みんなでお餅つきの練習をしたりしていました。来年への意識が高まりますね。

最後は園長先生につきあげていただいて完成です。みんな、自分たちでついたお餅に、興味津々です。

つきあがったお餅は、お手伝いのお母様方が、鏡餅に仕上げてくださいました。

子供たちは、それぞれのお教室で、ちもとさんのあんこのお団子をいただきました。つきたてのお餅にも負けないくらい美味しいお団子。どの教室からも、おかわりを求む声が多くあったそうです。

翌朝、子供といっしょに登園すると、みんなでついたお餅でできた鏡餅が、玄関ホールに飾られていました。子供たちはみな、思い思いに鏡餅を眺め、終業式のため足早に教室へ向かいました。

お餅つき前日はクリスマスお楽しみ会、翌日は終業式と、先生方も大変お忙しい中、子供たちに貴重な経験をさせてくださいましたこと、心より感謝いたします。

また、取材にご協力くださいました皆さま、ありがとうございました。