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2022日出祭 ~中学校編~

10月1日(土)・2日(日)と、気持ちのいい秋晴れの天候に恵まれて、2日間開催されました。

中高保護者は2名までの人数制限と、2日間を4ブロックに分けて、事前にweb予約し、入場時間の制限を設けての参加となりました。まだ一般の方の入場はなかったのですが、幼稚園・小学校の子供達、中学校は外部に出た同級生などたくさんの日出っ子も遊びに来てくれて、やっと例年の日出祭に近い形での開催となりました。

駄菓子やドーナツなどの販売も可能になりましたが、支払いは交通系電子マネーの利用のみとなっていたり、購入した飲食物は各HRの生徒が決められた時間・場所に引き渡しに行くなど新しいルールが設けられており、感染対策に工夫が凝らされていました。

 

【1年生】

《1組:鈴木先生とゆかいな仲間たち》

輪投げのコーナーと駄菓子のうまい棒の販売があり、教室はお祭り会場のようでした。
販売は、感染対策で電子マネーのみ。買ったうまい棒は、その場ではすぐに食べられないので、袋に名前を書いて後でお届けする方法での販売でした。
小さな子供達だけでなく、中高生にも輪投げもうまい棒も大人気!輪投げを外して悔しそうな子達も…。本当のお祭りのようで終始楽しそうでした。

《2組:Spirited Away》

『千と千尋の神隠し』をアレンジした劇を行なっていました。
パーテーションとカーテンを使って、劇場風になった教室。本番まで2回しか通し稽古をしてないとか!?飾りが落ちてきちゃったり、台詞が止まってしまったりと、ちょっとしたトラブルを乗り越えて、1日5公演、役は交代制で頑張っていました。

《3組:新霊現象》

展示形式のお化け屋敷を行っていました。受付でライトを借りて、真っ暗な部屋の中に入ると…
入り口には生徒主演のちょっと怖い映像が流れていました。先に進むと心霊写真が貼ってあったり、怪奇現象を調べたものを展示してあったり。怖いもの知りたさに?熱心に読んでいる生徒もいたりしました。

《4組:ねらいを定めろ~その手でつかみとれ!~

夏祭りをイメージして、1日目はヨーヨー釣り、2日目は射的が行われていました。
受付で説明を受けてから、オモチャのスポンジ銃で的を狙います。お子様を連れてきている保護者の方も夢中に!当たるとミサンガが貰えるようでした。

1年生は、初めての日出祭。小さい幼稚園生には言葉遣いを変えてわかりやすく説明してあげたり、お客様の呼び込みをしたり、販売する経験など、初めて尽くしのことばかりでいい経験になったと思います。
1年生らしい出し物で、クラスの雰囲気もとてもよく伝わってきました。各々の割り振られた仕事もとてもよく頑張っていたと思います。

【2年生】

《1組:ABANDONED TOY FACTORY》

教室が20年前に廃墟となったおもちゃ工場に…。『良い物』に出会う為、工場の奥に進んでいきます。良い物とは、本当に良い物だったのでしょうか…?
工場の中は撮影NGということで、写真に収める事はできませんでしたが、廃墟となったおもちゃ工場が工夫を凝らして表現されていました。大盛況だった為、順番待ちの椅子は一時満席でした。

《2組:短編集》

〜Tiktok  でよく目にする海外の実験動画は本当に成功するのか?〜

生徒達が実際に検証し、動画にまとめたものが上映されていました。検証はとても楽しいもので、生徒同士の仲の良さが伝わる映像に。会場が笑いに包まれていました。編集の技術もプロ顔負けの素晴らしいものでした。

《3組:泡沫堂》

〜店主の気まぐれにより突然あらわれ突然消える不思議な駄菓子屋〜

可愛らしい装飾が目を引きました。駄菓子が選びやすいように並べられ、大盛況の会場でしたが、会計は、生徒達の連携でスムーズに行われていました。射的コーナーの的は、手作りの可愛らしいもので、こちらも大人気でした。

《4組:日出町二丁目四番地》

〜本物のようなお祭り気分を味わって下さい〜

夜店をイメージした飾りつけがとても楽しいものでした。射的などのゲームもあり、工夫されていました。
当日は気温が高かったので、氷水で冷やされたラムネが大人気でした。飲み終えたラムネの瓶は、担任の先生がビー玉とプラスチックにしっかり分別していました。

2年生も、日出学園に入学し初めての学園祭を迎える事ができました。生徒同士力を合わせて一つの事を最後まで成し遂げようと努力した姿は、当日の姿や一つ一つ作り上げた装飾や玩具からも伝わります。実際に自分達のクラスに来てくれたお客様とやり取りをし、学んだ事は、これからの成長に大きく影響していく事と思います。

【3年生】

《1組:呪いの屋敷》

「和」をテーマとしたお化け屋敷。入り口で懐中電灯とお守りを手渡され、そっとあけられた扉から暗闇へと一歩を踏み出します。
受付や廊下の装飾も呪いの怖さが溢れていました。廊下には、楽しみに順番待ちをする列ができていました。わくわくしながら待っていた3人組のお子さんの一人が、やっと順番がまわってきたのに、怖さが募り中に入れない・・・という場面もありました。本格的でしたね。

《2組:イワサシネマ》

見て楽しめる動画をパロディ、実験、ホラーの三種類も用意し、来場者を楽しませてくれました。
撮影や動画編集の技術が本当に素晴らしく、笑いあり恐怖あり感動あり、食い入るように見入りました。おまけにメイキング映像もあったりと、最後まで大盛り上がりでした。

特に2日目は大人気で、準備していた椅子が足りず追加で椅子を用意したり、立ち見まで。その場の状況に応じて生徒達が椅子を追加したり、観客に声をかけたりする姿はさすが3年生と関心しました。

《3組:ゆい祭》

縁日をテーマとし、ヨーヨー釣り・輪投げ・スーパーボールすくい・射的・紐引き等のアトラクションが行なわれていました。小さな日出っ子も大人も無邪気に夢中になれ、とっても楽しそうでした。それぞれ獲得したスーパーボールやヨーヨーの個数を点数化し、総合得点を出してくれました。いつも大勢のお客さんで大盛況でした。2日で、なんと!600人もの来場者があったそうです。

《4組:呪縛の資料》

数年前、心臓病の女の子が移植手術を受け死亡してしまった。結果、廃病院と化したこの病院で医師が謎の死を遂げた。この謎を解くために…廃病院に挑みます。
暗闇のなか心電図の電子音が鳴り響き、視覚的にも聴覚的にも恐怖を演出していました。
キャーと悲鳴を上げながら出てくる女子生徒を見ながら、順番待ちの人達は期待と恐怖が募ったことでしょう。大人気で常に順番待ちのお客様でいっぱいのアトラクションでした。

ようやく待ちに待った通常に近づいた学園祭でした。細部まで手を抜くことなく、クラス全員で一生懸命に考え準備しました。一般公開はないものの、お客様を迎え、精一杯それぞれの役目を頑張りました。その様子が本当に本当に楽しそうで、その成果を、生き生きとした姿を見せてもらえたことに心から感謝したいと思いました。
3年生だけではないのですが、クラステーマに先生のお名前を入れていたりして、端々に先生方と生徒達との間に信頼や絆を感じることが出来ました。

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今年は中学生も販売も出来たり、お揃いのパーカーを作ったり、とても思い出に残る日出祭になったのではないかと思います。生徒達は、クラスの出し物以外にも吹奏楽部、バトントワーリング部、美術部、生物部などの部活の発表や、日出祭実行委員、保健委員、図書委員など委員会の仕事があったり、準備から当日本番まで、大忙しの日々を過ごしたと思います。
見ているこちらが、青春だな〜と何度も感じる事ができるとても良い日出祭でした。

先生方、生徒の皆さん、取材にご協力頂き、ありがとうございました。